Mateについて

マテ茶とは?

南米では、街中でマテ茶を楽しむ人を頻繁に見かけます。にぎわう午後のカフェやカップルがリラックスする広場、運動の休憩をしている人が休んでいる木陰などです。南米の街は、マテ茶を片手に行きかう男女で溢れています。

マテ茶は飲むサラダと呼ばれ、南米ではサラダの代わりとして飲まれています。世界三大ティーとして数えられているお茶です(西洋のコーヒー、東洋のお茶、南米のマテ茶)。ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、特に鉄分やカルシウムが豊富に含まれています。

マテ茶は、外食や肉料理、コンビニ食が中心の、栄養素が不足しがちな日本人の野菜不足を補う健康茶として大変おすすめです。気軽に飲めるので、偏った食生活の野菜不足をサポートすることができるでしょう。

マテ茶の種類

大きく分けて二つの種類のマテ茶があります。一つは焙煎していないハーブを使用する、グリーンマテ。もう一つが、焙煎したハーブを使用する、ローステッドマテです。どちらも特徴があり、お好みで選んでいただければと思います。

【グリーンマテ】
焙煎(ロースト)していないお茶です。茶葉を収穫したあとで熱乾燥させ、発酵を止めます。グリーンマテは緑茶のような口当たりなので、日本人に馴染みやすい味だと思います。また、焙煎していないため栄養価が高く、冷たい水(アイス)で飲んでも爽やかな味を楽しめます。アイスグリーンマテは、お肉料理とも相性抜群です。
【ローステッドマテ】
焙煎したグリーンマテをローステッドマテと呼びます。焙煎することにより、栄養価はグリーンマテより劣ります。しかし、香ばしく飲みやすいため、初めてマテ茶を飲む方には、ローステッドがおすすめです。
マテ茶の昔

古くは、インカ帝国時代から飲まれていると伝えられています。原住民であるインディオたちが薬として飲んでいたとされているお茶です。言い伝えによると、南米の地質では昔から野菜などの栽培が難しく、インディオたちは生野菜を食べることがなかったそうです。そこで栄養価の高いマテ茶が重宝されたのでしょう。他にも、マテ茶を不老長寿の薬として常時携行していたという話も残っています。

16世紀になると、インカ帝国はスペインの侵攻を受けます。インカ帝国の兵士たちは荒れた地へ追いやられ、潜み、マテの葉っぱを噛むことで1年以上も生きながらえたそうです。

マテ茶の今

そんな南米の人が受け継いできたマテ茶は、今も現地の人から愛され親しまれています。そして21世紀の現代では、マテ茶は友達や恋人がメッセージを伝え合うツールへと形を変えているようです。例えば、アルゼンチンでは花言葉ならぬ“マテ言葉”というものがあります。

蜂蜜を入れたマテ茶には「結婚してほしい」という意味が込められているそうです。他にも、ぬるいマテ茶は「会いたくない」、砂糖入りのマテ茶は「両親に会ってほしい」、苦いマテ茶は「帰ってほしい」など、メッセージは様々です。

マテ茶で健康をサポート

マテ茶は、油っぽい肉料理を食べるときの飲み物としてとてもおすすめです。野菜の育ちにくい南米にあって、肉料理の食事が中心の南米の人たちにスリムな人が多いことから、そういわれています。

「野菜の代わりにマテ茶を飲む」という人が、南米にはとても多いのです。他にも、運動の合間の水分補給や、疲れた時のリフレッシュにもおすすめできる飲み物です。

また、マテ茶は栄養価が大変に高い一方で、カフェインの量がコーヒーや紅茶に比べると半分以下という特徴もあります。いつでも気軽に飲むことができ、健康をサポートする手軽な飲み物として、日本でも最近注目を集めている飲み物です。

マテ茶の美味しい楽しみ方

【ミルクマテ】
  1. ミルクを入れた鍋にマテの茶葉を入れて煮出します。
  2. 茶こしにかけて茶葉を取り除きます。
  3. 甘い蜂蜜などを加えて完成です。
【アイスミルクマテ】
  1. 水出しなどで作った冷たいマテを用意します(少し濃い目に作ると良いでしょう)。
  2. お好みの量のミルクを加えます。
  3. さらにお好みで蜂蜜やメイプルシロップを加えて完成です。
【ジンジャーマテ】
  1. 熱いマテ茶を作り、マテ茶が熱い間にみじん切りにした生姜を加えます。
  2. 熱いマテ茶を冷ましてから冷蔵庫に入れます。
  3. 生姜を茶こしなどで取り除きます。
  4. 氷と冷えたジンジャーエールで冷たいマテ茶を割っていき、お好みの割合になったら完成です。
【マテレモネード】
  1. マテ茶を作ります。
  2. レモン果汁とレモンスライスをマテ茶に入れて完成です。
    ※アイスで飲んでもホットで飲んでもOK!